医学部在学チューターのメッセージブログ

チューターメッセージ
気をつけたこと
早めに過去問を解こう!!
粘る力
受験の心得
医系・医学部受験における...
入試1ヶ月前にやるべきこと
入試1ヶ月前にやるべきこと
この時期にやるべきこと
この時期気をつけるべきこと
モチベーションアップと気分転換
センター試験対策~国語~
この時期にやるべき事
試験までの時間の使い方...
失敗しないために
入試1ヶ月前にやるべきこと
入試1ヶ月前にやるべきこと
この時期にやるべきこと
この時期にやるべきこと

医歯薬専門予備校インフィアでは インフィア式合格方程式、人間力育成などの指導システムにより「合格力」の育成をおこなっています。
家族のように向きあって健康面、精神面を支えるのが人間味豊かな教務スタッフやチューター陣です。
そんなチューター陣のメッセージブログです。

チューター 土井
気をつけたこと

●理系科目に関して。模試やテストを通して、自分が間違えやすいとこや忘れがちなポイント、公式、定理などをメモ帳にリストアップしておき、次回のテスト直前に見返すようにして、ケアレスミスや苦手を減らしていった。
●数学や物理/化学/生物の計算問題では、式よりも説明文に重きを置くようにしていた。「□□は○○なので△△」、「○○を□□と定義する」など、論述を具体的にすることで、自分自身の考えを曖昧なままにせず整理することができ、解答中に混乱したりすることがなくなる。さらに、採点者に、自分の意図が伝わりやすくなり、部分点をもらいやすくなる。(特に定義については、上位の大学の入試では明文化していないとそもそも無意味な計算として採点者に見なされると聞いたことがある。)
チューター 兼島
早めに過去問を解こう!!

自分は赤本が出揃う頃に、気になる大学の過去問を見て、どんな形式か、問題の難易度はどれくらいか、配点はどれくらいか、合格者最低点はどれくらいか(どれくらい得点すれば合格できるか)を考えました。医学部は面接点の割合が大きいところが多く、偏差値では難易度を計れない部分があります。行きたい大学だけでなく、自分に科目や傾向が合っていそうな大学も調べておくと良いと思います。

ある程度受ける大学を決めたら、日頃の予備校のテキスト演習の際に「〇〇大学ならこれくらいの難易度の問題を出しそう」「◯◯大学ならこの部分を英文和訳にするかも」などと考えながら、志望校と似たような問題には本番での答案作成を意識して取り組みました。予備校の先生の答案などをマネしながら、疑問なところはその先生に質問して学習に活かしました。

入試の本番中は結構失敗した意識もありましたが、「まあ、大失敗じゃなければまだなんとかなる」という気持ちで気にしすぎないようにしました。本番中は焦ったりパニックになるのが一番危険なので、ある程度「自分の解けない問題も出る」と考えて挑むと楽になるかもしれません。
チューター 犬飼
粘る力

日増しに春らしくなってきました今日この頃、今年度もインフィアでは数多くの生徒たちが栄冠をつかんで卒業していきました。

近年の合格した生徒たちを見ていて、彼らの共通項としてあげられるのは、粘りだと思います。
最後まであきらめないという姿勢、受験が終わる日まではもちろん、 テストにおいても最後の1秒まで見直しにつかうという気持ちが、本番で心の強さを生みます。
数学の解法でも、きれいな解法で素早く解くのも、もちろん大切ですが、 地道な計算力で答えが導き出せるのであれば、そちらのほうを選択して正答する粘りも大切です。

そんな粘りが、正念場でのミスを減らし、得点率アップにつながっていくのだと思います。
インフィアでは、そんな粘りの力が身に付くと思います。

何ヵ月もしてきた受験勉強も、勝負はほんの数時間でついてしまいます。
その数時間を最後の最後まで粘り続けることができれば、結果はおのずとついてきます。
そんな粘りの力をぜひここで養っていって下さい。
チューター 犬飼
受験の心得

試験に受かる勉強法というのは、実のところ、あるのかと言われることがよくあります。
私は、いつもそれは「ぶれない勉強」であると言っています。

まずは、志望校合格水準から逆算した、試験までの自分がこなすべき課題を見定め、 それを月単位、週単位、日単位に整理して、短期の目標と長期の目標を整理しましょう。
その上で、目の前にある課題をその目標を上回る気持ちでこなしていきましょう。

医学部の受験は問題数も多く、科目も多いので、やったことを長期的に放っておくとすぐに忘れてしまいます。
忘れること自体は、人間の構造上仕方がない部分ですので、そこにこだわるよりは、 定期的に見直す、あるいは、予備校の授業などで定期的にフォローしてくのが良いと思います。

問題を解くうえで大切なのは、漫然に解くのではなく、間違えたら二度と間違えないように解説をしっかりと読み、なぜ間違えたかを自分で認識することが重要です。
解法を思いつかなかったのか、計算を間違えたのか、やり方を勘違いしていたのか、間違いを分析することで、正解以上のものが得られます。
個別指導では、単に正解の解法を教えてもらうだけでなく、自分の間違い方やそのパターンも聞いておくとよいでしょう。

最後に参考書の話をしますが、参考書はいいものがたくさん出てきていますので、何を使おうと大差はそんなにありません。
むしろ、参考書を選んでる時間があったら、同じ参考書でいいので問題を解く時間にあてた方がよいです。
そのことも踏まえ、唯一おすすめ参考書を上げるとすれば、以下の参考書です。

医学部6ヶ月最短合格マニュアル

これを読めば、買うべき参考書がわかりますし、悩む必要もありません。
試験までのスケジュールも載っていますので、大変参考になります。

それでは、試験まで必ず受かるという自信を持って臨んでください。
チューター 西本
医系・医学部受験における予備校の利用法 滋賀医科大学 医学部

みなさんこんにちは。 チューターの西本です。

今年度も終わりが近づいてきましたので、今回は私たちチューターの仕事について書きたいと思います。

私たちの仕事は主に授業の復習のサポートや、自習に行き詰った時の質問に対応することです。
どんな内容でも構いませんし、いつでも質問は歓迎しています。
そしてもう一つ大事な仕事は、学習の進行具合の確認と、学習計画の修正・調整です。
医学部受験は長期戦ですので、生徒のみなさんが自らの目標に着実に近づけているか、定期的に確認することが大切です。
勉強の進行状況を私たちと一緒に確認して、目標に向かって最短距離を走り抜けられるようにしましょう!
個々人に対して、個別に指導できるのが、我が予備校、インフィアの特徴であり、強みなのでぜひ私たちをうまく利用して全員が合格を勝ち取っていただけるように努力しています。
チューター 西本
入試1ヶ月前にやるべきこと 滋賀医科大学 医学部

皆さん、こんにちは。
インフィア・チューターの西本です

今日は、予備校をいかに受験に利用するか、ということをお話したいと思います。
勉強には、色々なやり方があり、人によってベストな医学部受験に対しての勉強法は異なるというのは、 誰が考えてもすぐにわかることです。
したがって、予備校に通って勉強するという方法を選んだからには、 そのメリットを十分に理解し、活かせるようにしたいですよね。

例えば、予備校は授業を受け、自習を行う場ではあるというのが一般的な利用法だとは思いますが、 それ以外にも重要な要素があります。
それは相談(雑談)する相手がいるということです。

それは人によって教務の人であったり、同じく予備校に通う友人であったり、 チューターであったりすると思いますが、いずれの場合でも周囲の人と話すことによって、 自分の現在おかれている状況(学力の程度や、勉強している内容、そのバランス)を確認することができます。
医学部の受験勉強は長期戦です。一生懸命勉強していても、その方向が正しくない場合、 その努力が結果に現れてこないこともしばしばあるでしょう。
頑張っているのになかなか模試の成績があがらない、 という方はもしかして勉強のやり方があまり良くない(効率が悪い)のかもしれません。
したがって、周囲の状況を適宜確認して自らの進む方向(勉強のスケジュール)を調整していくことは非常に重要だと思います。

インフィアでは、教務やチューターが、この教科の勉強方法がわからない、 どの教科をどの順番で勉強していくか悩みに対して相談に乗りますし、模試の成績から今の自分に必要な勉強とは何か、 といった勉強の方向性の調整もお手伝いしますので、努力の行き先を「合格」へと向ける指導ができると思います。
アットホームな雰囲気なので、気軽に相談していただけることでしょう。

最後に、今まさに受験シーズン中なので、皆さん体調管理を第一に最後まであきらめず、 ベストを尽くして、戦い抜いてください。
合格通知をもらうその時まで頑張ることが大事ですよ!
チューター 中川
入試1ヶ月前にやるべきこと

入試の1ヶ月前、合格することができるか不安になったり、 何をすればいいのかわからなくなったりする時期ですが、私は以下のような勉強をしていました。
各教科について紹介します。
まず英語から。単語や熟語、文法の確認をしました。
意外と抜けているところがあったりするのでそこは正確に覚え直しました。
英語は大学ごとに特徴が出やすいので、過去問をやることも大事です。
次に数学は、あまり新しい難しい問題には手をださず、今までの復習をメインにしました。
いろんな分野の多くの問題を解き、全ての分野にまんべんなく触れるようにしました。
生物は、今までに学んだ知識を、問題を解くときにきちんと使えるかどうかの確認をしました。
苦手な分野も足を引っ張らないように、きちんと解けるように練習しました。
化学は、生物と同様に自分の知識が、問題を解くときに、 100%使えているかどうかの確認、特に無機化学は確実に正確に覚えているかの確認をしました。
計算問題の解き方の確認もしました。
どの教科においてもいえることですが、医学部の入試問題はかなり特徴的で大学ごとに傾向が大きく異なっています。
受験する大学の傾向を知っておくことも大切です。苦手な分野はこの時期までに克服してしまうと自信につながり、勉強も進みます。
チューター 佐藤
この時期にやるべきこと 関西医科大学 医学部

私は国公立と私立を併願したため、12月の前半は二次対策も平行して行いましたが、 後半は1日の勉強時間のうちほとんどをセンター試験の対策に当てました。
1.国語
現代文に関しては消去法で正解に至るまでのプロセスを意識しながら問題を解きました。
予備校での授業を大切にし、先生の解説を聞いてどのような根拠で選択肢を除外するのかを理解するように努めました。
古文・漢文に関しては古語単語や文法事項を復習しつつ過去問を解きました。
2.数学
一般に医学部受験生は数学が得意な人が多いと思うのでこれといった対策なしに満点近くとれる人がほとんどだと思うのですが、 私は非常の数学を苦手としていたため、センター用に1冊問題集を仕上げました。
こういったセンター対策の本には「裏技」なるものが書かれているため、それらを習得し使いこなせるように訓練し時間短縮に努めました。
3.社会(倫理)
倫理の対策として過去問をみると、昔の問題は近年より簡単であまり使えないと思ったので、 比較的最新のものを数年といた後、黒本・白本に移りました。
予備校が出そうなポイントを盛り込んでくれているので、それらを把握しておくことは非常に重要です。
これらを解く中で弱い分野を発見し、これまで使ってきた穴埋め式問題集で知識を補完します。
倫理は自治問題のようなものも含むので、特にそのような問題に対しては予想問題集やこれまでの模試を見直し知識を吸収し、 テスト直前に見直せるようにまとめておきました。
最後に過去問を全て解かなくては受験前の不安要素になると思ったので残りの過去問を全て解きました。
4.英語
英語に関しては二次対策の勉強でほぼ安定して9割とれていたので過去問、予想問題集で実戦演習しました。
5.理科(生物・化学)
理科に関しても二次対策の勉強で事足りるので、過去問、予想問題集で実戦演習するのみでした。
チューター 野村
この時期気をつけるべきこと 滋賀医科大学 医学部

受験の直前期、個々人の学力はさておいて…何と言っても大切なのは体調管理だと思います。
冬場は寒さから家などの気密性が高くなり、風邪やインフルエンザなどのウイルスによる上気道感染症や、 ノロウイルスに代表される感染性腸炎の頻度が上昇します。
ひとえに体調管理をすると言っても何をすればよいのでしょうか。

・手洗いは入念に
手洗いによって手に付着したウイルスや細菌などの汚れを洗い流すことが大切です。
ですが、普段の手洗いでは洗い残しやすすぎ残しが多く、十分な予防効果が得られていないのではないか、と思います。

(参考)花王HP あわあわ手洗いのうた
https://www.kao.co.jp/biore/biore-u/handsoap/index03.html


・非感染者のマスク着用による予防効果は?
WHOなど世界の様々な保健機関の報告では、非感染者のマスク着用はインフルエンザ予防には効果なしとのことです。
マスク着用をするかどうかは個人の判断ですが、まずは定期的に換気をするように心がけることが重要ではないかと思います。

・十分な睡眠を
十分に休息をとるのは色々な意味合いで重要なことではないかと思います。
ただでさえ受験勉強で疲弊している皆さんが、睡眠時間を削って、身体の抵抗力を落としてしまっては元も子もありません。
しっかり勉強し、しっかり休息をとることが何よりも大切です。
チューター 小西
モチベーションアップと気分転換について

チューターの小西です。

今日はモチベーションの上げ方と気分転換について書きます。
特に個人差の大きいものなので、参考になるかはわかりませんが…。

この時期、残り時間があとわずかなので、1日1日、自分がどれだけできているかをチェックすることが大事です。
昨日できたことがどれだけ頭に残っているか、今日できたことが明日どれだけ頭に残っているか、 毎日自分にとってわかりやすい形で、確かめながらやっていってみてください。
昨日できたことすべてが今日できるとは限りませんが、いくつか頭に残っているはずです。それが前進している証です。
少しずつでも前進しているのがわかれば、やる気にもつながると思います。
特に単語など暗記は確かめやすく、覚えて損になることはないです。
ちなみにこうやって昨日やったことをチェックするのは良い復習になると思います。

気分転換についてですが、私は受験期を通して家では勉強をしていませんでした。
自分の好きなことに時間を使ってもいいと思います。ただし、夜更かしなどには十分気をつけてください。
私はネットで単語をチェックしてくれるサイトがあるので(一応伏せておくと、単語○、というサイトです)そこで遊びがてらにやっていました。
得点が表示されるのでついついはまってしまいました。
勉強やってるじゃん、と思うかもしれませんが、クイズ感覚なので楽しかったです。

もちろんゲームなんかもしていました。要するに自分のやりたい!と思うことをやればいいと思います。
楽しんでいる間は受験とか忘れて楽しんでください。
それが1番の気分転換になると思います。
その代わり次の日はしっかり勉強しましょう。
オン・オフの切り替えが最も重要です!
チューター 藤木
センター試験対策~国語~ 滋賀医科大学

今年から、私立の医学部でもセンター試験で現代文が課されることがあると聞いたので、現代文対策について書きたいと思います。

残念ながら現代文も他の科目と同じで、直前にどうにかして点数を上げることは難しいです。
ただし、過去問を解いて答えあわせをする中で、効率よく勉強するためのポイントがあるので、いくつかお伝えします。
対比関係
現代文、とくに随筆のコツは、なんといっても対比関係を見抜くことにあります。
西洋と日本、現代と過去…テーマはさまざまですが、まずは何と何が対比されているかを見つけましょう。
そして、文章中のキーワードをすべてどちらかに分けて印をつけます。これで、驚くほど文章が単純に見えてくるはずです。
選択肢の見方
まず、文章の内容をどんなにうまく言い換えて表現していても、 選択肢の中に間違っている点がひとつでもあったら、その選択肢は誤りです。
正解「っぽい」選択肢に惑わされないでください。
つぎに、設問をよく読んでみてください。「もっとも適切なものを選べ」と書いてありませんか?
これは、言い換えると「正しいことが書いてあっても正解とは限らないよ!」という意味です。
文章の内容、設問の意図、選択肢の意味、この3点を十分理解できていないと解けないような難しい問題もたまに出題されます。
間違えた問題は、正解を見るだけでなくなぜその答えになるのか納得できるまで解説をしっかり読みましょう。
知識
軽視されがちな知識問題ですが、意外と配点は高いです。
普通の設問でも、単語の知識が必要なときもあります。
この時期、大変だとは思いますが、漢字や用語などの最低限の基礎知識の確認は、しておいても損にはならないはずです。
チューター 霍田
この時期にやるべき事 滋賀医科大学 医学部
1:現代文
センター過去問を解いていました。
小説は文章によって難易度がかなり変わるので、特に評論文で常に高得点を取れるように、いつも同じ解き方で臨めるよう練習しました。
2:古文・漢文
この時期は単語など覚えるべきことに漏れがないように重点的に覚えました。
古文漢文は覚え忘れがあると点数に大きく影響するので、特に妥協のないように。
3:英語
過去問を解く以外は特にしていませんでした。
アクセントも大事ですが、センターでは文法で取りこぼしがないように注意しましょう。
センターの文法は基本的な内容が多いのでここで取りこぼしがあると、 二次試験の読解にも響いてくるので、nexstageの内容はおさえておくと良いと思います。
4:数学
センター対策としては、過去問を解くのみです。
時間を計って、解けるようにし、間違えた問題を必ず復習して二回見た時に必ず解けるようにしましょう。
余裕があれば二次の勉強もある程度並行してするとよいです。
5:社会(政治経済)
覚えるべきことを完璧にしましょう。
とにかく覚える!過去問で間違えた問題は、印をつけて何度も復習しました。
6:理科(化学・生物)
化学・生物はほとんど二次の対策だけで十分だと思います。
ただセンターでしか聞かれないような知識も一部出るので、「決めるセンター化学」などでその辺を補いました。
全体を通してですが、この時期に今までの模試の復習をするのは効果的だと思います。
時間がないのでどうしても焦りがちになりますが、高得点を狙うならやはり復習は欠かせないと思います。
二次試験対策としての記述模試も同様で、いままでとは違った見え方もしてくると思います。
チューター 西本
試験までの時間の使い方と、試験における心がまえ 滋賀医科大学 医学部

受験生の皆さん、ずいぶんと寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

勉強の具体的な方法については、それぞれの人の考え方があるので、 今日はこれからの試験に向けての時間の使い方・心がまえについて少し書かせていただこうかと思います。

試験本番が近付いてきて、焦っている方もおられるかもしれませんが、 その焦燥感で何にも手がつかないということがないようにするために、自分がやるべきことはなんなのか、明確にしておきましょう。
まず、やっていただきたいのは、自分の(1日の平均勉強時間)×(試験当日までの日数)を計算して、 あとどれだけ自分に時間が残されているのか、はっきりさせましょう。
例えば、1日10時間勉強するとして、試験まであと30日ならば、あと300時間となりますね。

次に、この時間を各教科に配分し、具体的にどんな勉強をしていくのか決めましょう。
その配分には極端な偏りがないようにしてほしいのですが、 重要なことは「弱点をことごとく潰す」ことなので、自分の苦手を放置しないようにしましょう。
こうすることで、今自分が何をすべきなのか、明確にすることができ迷いも減ると思います。

次に、試験に対する心がまえですが、 「試験では誰でも緊張し、全力を出すのが難しい」ということと「人間はミスをする生き物である」ということを肝に銘じておいてください。
本番では、普段では信じられないようなミスをすることも決して珍しくありません。
特にセンター試験のように時間の制約が強い試験では、ケアレスミスが致命的にもなりかねません。
試験に向けて、普段の勉強や今までの模試で自分がどんなミスをしてきたのか、しっかりと振り返り、 それをしないための対策(どのようにチェックするか)を自分なりに考えて、準備しておいてくださいね。

長文になってしまいましたが、ここまで勉強を頑張ってきた皆さんには、その努力の分だけ実力がついてきています。
それを当日までにより洗練させ、また本番でその実力をできる限り発揮できるように、ラストスパートを駆け抜けて下さい。
チューター 藤木
失敗しないために 滋賀医科大学

今まである程度コツコツ勉強してきたみなさんなら、入試で合格点を取るだけの力はぜったいにあるはずです。
こうポジティブに考えて、入試までの短い期間、自信をもって集中して直前対策に取り組みましょう!

どの教科でも、この時期に必要なのはいままでの復習と過去問対策です。
何回も同じ問題を解いていて、もどかしいと思うこともあるかもしれません。
しかし、これが合格への近道です。入試に出る問題は、じつはパターンが決まっています。
新しい問題をなんとなく解き続けるより、絶対に解ける問題と出題のパターンを覚え込む方が、 初めて見る問題に対応する力がつきます。
問題を見た瞬間、解き方が思い浮かぶくらいが理想です。

得意科目も苦手科目もまんべんなく勉強しましょう。
得意科目でも手を抜くと本番にミスしてしまうかもしれないし、苦手科目は直前まで伸びるので、諦めてはいけません。
とくに苦手科目は、教科書や簡単な問題集からでいいので、もう一度全体に目を通しましょう。

この時期、不安なこともたくさんあると思いますが、悩んでいるより過去問を一周多く解く方がぜったいに合格に近づきます。
今までがんばってきた自分を信じて、最後までやりきってください!
チューター 小西
入試1ヶ月前にやるべきこと

私が受験時代、この時期にやってきたことを紹介させていただきます。
英語
単語のメンテナンス(4月から自分で作ってきた単語帳)、英作文のメンテナンス(面白いほどシリーズの英作文)、 ノートの見直し(4月からの授業ノート)をメインにやっていました。
数学
各大学の入学試験の過去問に取り組んでいました。
理科
物理は公式の確認、化学は教科書を読み返すことをメインにやっていました。
重要問題集(数研出版)を各分野2~3問を一通りやって思い出すことに専念しました。
国語
センター試験の過去問をやっていました。
社会
センター試験の過去問をやっていました。
私はこの時期には京大を受験すると決めていたので、センター試験の勉強よりも2次試験の勉強に力を入れていました。
受験する大学の配点(センター・2次の比率)を確認し、効率よく勉強しようと心がけていました。
特にこの時期に大事なことは、焦って新しい問題集に手を出したりしないことです。
今までやってきたことを復習すれば、自ずと結果はついてきます。
今まで自分のやってきたことを信じて下さい。 自分を信じてあげられるのは、自分だけなんですから!
チューター 野村
入試1ヶ月前にやるべきこと 滋賀医科大学 医学部

医学部受験に限らず、受験する学校やセンター試験の過去問を解くことはより良い受験の準備には必要不可欠です。 しかしながら、多くの受験生が誤った使用によって十分な対策効果をあげることなく本番を迎えているように思います。

受験校の対策は、いずれの教科も過去問が完璧に解けた上で初めて成立します。「同じ問題はもう出ない」などと思ってはいけません。
具体的な学習手順の一例をここでは述べてみたいと思います。

1ヶ月前には各教科の過去問を、時間を気にせず出来るところまで解き、「次回同じ問題を解く時は必ず解ける」と思うまできちんと解答を確認します。
何となく入試問題の雰囲気がつかめたら(最低全教科3カ年分)入試問題を通して、特に自分が苦手に感じた分野や、頻繁に出る傾向にある問題の類題、 出題分野ではないが同じレベルで一般的に頻出である問題、雰囲気の似通った(ように見える)問題など、自分の気になる問題を手持ちの問題集などで演習して自分のものとしましょう。
もし、気になる傾向の問題がなければ、それは過去問の演習不足かもしれません。
最後に、入試直前(1週間程度)には、もう一度受験校の過去問を、今度は本番同様時間を区切って演習してみましょう。 このとき、1度解いた問題は全て自分のものになっているでしょうか?
それだけでなく、時間配分や問題を解く順番など、全てにおいて本番を意識して最終確認を行うことが大切です。
チューター 守澤
この時期にやるべきこと

私も国立の医学部を受験したので、12月からはセンター対策を中心に行っていました。 センター特有の問題をセンター対策用の参考書を使って一通り勉強したあと、過去問を時間を計ってやっていきました。
センターは出題傾向が決まっており、毎年似たような問題が出ます。 なので、しっかり対策をすれば、2次試験より安定して得点できると思います。
国語(現代文)
練習の段階では、問題文と選択肢の文章をよく読み、合致していないところがないかしつこいぐらい確認するのがいいと思います。
数学
センター数学は計算ミスが致命的になります。すばやく正確に計算できるよう、毎日実際に手を動かして問題を解いていました。
英語
長文、リスニングは二次試験に比べると難易度は低いので、発音や文法などの小問を落とさないように注意しましょう。
理科
高得点を取るには幅広い知識が必要となってくるので、日頃からいかに満遍なく勉強してきたかが重要になります。
直前期には、問題集や模試で間違えた箇所を総復習して、知識に穴がないようにしました。
現代社会
センター用の参考書を1冊と、過去問だけやりました。過去問や模試で間違えた選択肢は印をつけて何度も復習しました。
チューター 風間
この時期にやるべきこと 京都大学 医学部

私は、国立大学を受験したので、この時期はセンター試験対策を始めました。
センター試験と二次試験では問題のレベルや解答方法がかなり違うので、選択、マークシートの解答形式に慣れることが中心でした。
国語
センター試験の選択肢を選ぶ問題には慣れるのが大変でした。特に現代文は選択肢をよく読むことが大切です。
数学
数学は二次試験で解答できる力があればセンター試験はさほど難しくないので、解答形式に慣れ、早く、正確に解けるように多くの問題をこなしましょう。
英語
長文、リスニングは二次試験に比べると難易度は低いので、発音や文法などの小問を落とさないように注意しましょう。
理科
センター試験では三科目あったので少し手間がかかりましたが、基本的な問題なので基礎事項の復習になったと思います。 二次試験で必要のない科目にいかに時間をかけないかが大切だと思います。
社会
世界史を選択しました。基本的に教科書に載っていることから出題されるので、教科書を何度か読みました。 教科書のありがたみを感じた科目でした。
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